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ドイツ·オランダから見る世界の自転車事情

こんにちわ!HP担当スタッフの美奈です。


タレント·モデルのローラさんがライフスタイルブランド「STUDIO R330」を立ち上げましたね😆


素材にはリサイクルポリエステルを使用し地球にも人にも優しいがコンセプトと言うことで、ローラさんと年齢も近いので世界で活躍する姿にスゴいなぁ❗と感銘を受けました✨


今回は世界の自転車事情について、2つの国からこれからの日本でもぜひ普及して欲しいなと思う自転車関連のお話です😄🚲


昔、世界の旅番組で車よりも自転車が主流で自転車の所有率が平均して1人2台にもなる「自転車大国」について見たことがありました📺


それは自転車文化が強く根付いているヨーロッパ🏰


中でも、ドイツとフランスに挟まれた小国のオランダ🇳🇱では、

車が通れる道も限られ、高低差も少ない平らな土地ゆえに、自転車は生活に密接な乗り物だそうです。

※オランダのイメージ
※オランダのイメージ

単に土地の環境だけでなく、自転車に適したインフラが非常に整っていて、日本ではあまり見かけない「自転車専用レーン」が、なんと❗オランダ全土で全長約4,500kmも張り巡らされているそうです👀‼️


これは、九州ほどの大きさに北海道から沖縄(約3,500km)以上の距離ですよ(ビックリです)💦


自転車専用レーンでは、道によっては車よりも自転車の方が優先だったり、車より青信号が早い場所や、一定の速度で走り続ければ、信号に引っ掛からずにノンストップで行けたり等と環境や人、時間にもメリットがたくさんあります🚲💨💨🚗


水上バスや電車内にも自転車の持ち込みは普通の事。とても自転車に優しい「自転車先進国」ですね😁


もうひとつはヨーロッパ屈指の自転車大国、ドイツ🇩🇪🍻

※ドイツのイメージ
※ドイツのイメージ

環境問題に関心の高いドイツでは、多くの人々が自転車を日常的に使用しているそうです。


こちらでも当然のように自転車インフラが整備されており、老若男女問わず自転車はみんなの足になっています🦵


そんなドイツには3,000台ほど停められる大きな駐輪場があるのですが、そこには常駐で自転車マイスターと言う自転車の整備士がいるそうです。


他にもカフェと併設した自転車店や、週末のマーケットでは中古自転車市が開かれるなど、生活の中に必ずと言っていい程自転車の存在があるようです。


🚲🚲🚲


Q.「ところで皆さん、ヨーロッパでは自転車は平均していくらで売られていると思いますか?」


A. 日本では1万円前後ですが、意外にもそれを大きく上回る5万円~なんです❗


車にお金をかけない分、安いと思うべきかはそれぞれの価値観ですが、※私はこの価格帯がとても重要なのではないか、と自転車事情を調べて行く上で認識させられました。


これについて☝️はのち程回収しますが、

そもそも、ヨーロッパではママチャリって一般的ではないんですね。


「トレッキングバイク」と言って、クロスバイクをもっと実用化した感じの自転車が主流なのですが、これがクラシカルでデザイン豊富ですごい可愛いんですよ~😆💕


気になる方は一度探してみるのもいいかもしれません😄🎵


🚲🚲🚲

さて、ドイツでは環境問題に関心が高いと書きましたね🏔️


いま世界ではプラスチック問題が注目されていますが、先に紹介したオランダでは、プラゴミをインフラ設備へとリサイクルした「プラスチックゴミ自転車道」が作られました。(さすが自転車先進国‼️)


これには、21万8千個のプラスチックカップと50万個のペットボトルのフタを使って、全長30mの自転車専用レーンが作られたそうです👀‼️


一方ドイツでは、ヨーロッパの中でもリサイクル率が非常に高い65%になります。


これに対して日本では、先進国の中でもかなり低い19%となっています。


いったい何故「ドイツではこれ程にもリサイクル率が高いのか?」それにはこんな理由がありました。


ドイツでは幼稚園に入る前から、ゴミの分別の仕方等のゴミに対しての教育が行われているようです。

小さい頃から「あたりまえ」にして習慣付ける事が高いリサイクル率の結果に繋がっているようです✨


それでも、ゴミを捨てる人は捨てるんじゃないか…と言う場合にも対応して、なんと「キャッシュバック制度」というのがリサイクルへの後押しに一役かっているようです。(リサイクルに出すと22~24円くらいのキャッシュバックがあるそう)

そして、先ほど私が注目していた自転車の販売価格について‼️


5万円以上の自転車って日本で言うと、結構高いですね。


でも、1万円前後、もしくは以内で自転車が購入できるとなると修理内容によっては「修理するより新品買った方が良いな」と考えると思います。


サイクルサービス静岡でも状態によってはそろそろ新品を考えた方が良いのでは、と提案することはもちろんあります👍


けども、この買いやすさ、壊れたから新しいやつを。と言う考えの、自転車に限らず安価なものを次へ次へと消費するだけと言うのが、日本のリサイクル率の低さの原因でもあると思います。


自転車先進国のヨーロッパでは、もともと良いもの(それなりの金額)を長く大切に愛用する良い習慣が根付いています。


良い自転車は、スピードがでて、スムーズに走れて、疲れにくい。そして長持ちしやすい。


もちろん安いものを選ぶ人もいるので、中古を購入したり買取りのできるお店もあり、


「週末に自転車を買いに行こうか」


と子供を連れて自分の好みに合わせたペイントなどのカスタマイズ·リペアをした、"世界にひとつだけの、自分の自転車を作る"場所もあるくらい修理や大切に使う事への意欲と習慣があります。


🚲🚲🚲


物を大切に使い環境に配慮することを、まずは小さくても身近なところから、私は自転車修理業として「自転車を大切に乗ること」をオススメしたいです😆


改めて、こう言う気持ちがあれば

「壊れたときに修理できるか」を考えてものを見極め、「良い品質」のものを選ぶ目も養われるかもしれません😁🍀


日本も先進国なら、これからは消費するばかりでなくなる習慣が根付く国になっていくと良いな、と考えさせられた世界の自転車事情でした✨


それではまた➰‼️👋